iDeCoの掛金を増額しました。変更にかかる日数は? 年末調整の時期とかぶったせいで控除証明書が2回きた!
こんにちは、ゴル子です☆
今回は、私が実際行った手続きの流れと、それに関連した年末調整の時の出来事を記事にしたいと思います。
なぜ掛金を増額しようと思ったか
年金だけでは足りない老後の生活資金を準備するため、今年から始めたiDeCo。
でも、アラフィフという年齢のため、運用期間は10年ちょっと。
長期投資ができないので、高リスクな投資は難しい。
アラフィフの投資戦略は「節税」をメインに考えた方がいいとの事。
このあたりは申込時に勉強していたのですが、何があっても60歳まで使えないという点がどうしても引っかかり、大きく踏み出せず、最低金額の月々5000円しか掛けていませんでした。
しかし、それでは「掛金が全額所得控除」というiDeCoの節税メリットを生かせないじゃないか!
やっぱりここは踏ん張って頑張って、節税メリットを最大限生かすため、上限の月々23,000円に増額しよう!と思った次第でございます。
iDeCo掛金変更の仕方(楽天証券の場合)
楽天証券では下記のような流れで変更を行いました。
1)個人型確定拠出年金(iDeCo)ダイヤルに電話をかける
iDeCoの掛金変更はネット上ではできません。
書類での手続きをしなければいけませんので、書類を取り寄せるために下記に電話をかけました。
固定電話からは 0120-545-401
携帯電話からは 0570-000-401 もしくは 03-6739-1363
<営業時間>
平日:午前10時~午後7時(月~金、但し祝日を除く)
土曜日曜:午前9時~午後5時
※土曜日曜はシステムメンテナンス等の影響で営業時間が変更になる場合あり
10月20日から日曜日も営業を開始したようですね。
昼休みや夕方だとなかなか繋がりにくいと思い、私は平日の午前10時ピッタリにかけました。
一発で繋がりましたよ。
先方は淡々と話す男性の方で、あまりいい印象を受けませんでした…。
上記の電話番号は、iDeCoに関する問い合わせ全般の電話番号なので、始めに「掛金の変更をしたい」旨を伝えるとスムーズだと思います。
その後、下記のような内容を聞かれました。
- 住所
- 氏名
- 基礎年金番号
基礎年金番号を聞かれるので、慌てなくてすむよう番号がわかるものを手元に準備してから電話しましょう。
2)書類が届いたら必要事項を記入して返送する
書類請求の電話をかけた3日後に、掛金額変更のための書類が届きました。
入っていたものは、
- 加入者掛金額変更届
- 加入者掛金額変更届記入要綱
- 加入者月別掛金額登録・変更届
- ご返送いただく書類についての注意点とお願い
- 返信用封筒
ん~。わかりづらい!
もう少し親切な説明があってもいいんじゃないでしょうか。
4の「ご返送いただく書類についての注意点とお願い」に手続きの仕方が説明してあるのかと思いきや、それを読んでもぜんぜん分かりませんでした。
結局ネットで調べました。
私は、毎月定額の掛金変更なので、1の「加入者掛金額変更届」を記入するだけです。
この用紙です。
これと「本人確認書類のコピー」を同封するだけです。
年単位拠出をする方用の「加入者月別掛金額登録・変更届」は提出する必要はありません。
返信用封筒に入れるものは以下の2点だけ。
① 加入者掛金額変更届
② 本人確認書類のコピー
そしてポストへ投函!
3)変更した金額での引き落とし開始はいつから?
ポストへ投函した9月14日の「2か月と12日後」の11月26日の引き落としから、変更後の金額になりました。
結構かかりましたね…。
書類の請求をしてから変更後の金額で引き落としが開始されるまでの時系列は、以下の通りです。
2019年9月3日 掛金額変更の書類請求の電話をする
2019年9月6日 変更用の書類が到着
2019年9月14日 記入済みの書類を返送
2019年9月26日 5,000円引き落とし(変更前の金額)
2019年10月28日 5,000円引き落とし(変更前の金額)
2019年11月26日 23,000円引き落とし(変更後の金額)
書類請求から変更までの所要日数は「2か月以上」かかると考え、思い立ったらすぐに行動した方がいいですね!
年末調整でちょっと手こずる
iDeCoは「小規模企業共済等掛金払込証明書」がなければ所得控除の手続きができません。
10月末に届いた払込証明書は変更前の内容だった
私は年末調整で手続きをするのですが、10月末に届いた「小規模企業共済等掛金払込証明書」に記載の「10~12月に払い込まれる予定金額」が掛金額変更前の「5,000円」だったのです。
11月分から23,000円に変更になったのに、これでは正確に調整してもらえません(汗)
相違があれば11月末以降に追加で払込証明書が届く
どうしたものかと調べてみると、「発行された払込証明書の内容と引落実績に相違がある方は11月末以降に追加で払込証明書が発送されます。」とありました。
でも私の勤務先では、11月11日までに年末調整の書類を提出しなければならなかったので、もうすでに変更前の金額で提出してしまいました。
総務に問い合わせると、11月末までに追加で届いた払込証明書を提出すれば間に合うとのことでした。
11/27に変更済みの払込証明書が追加で届きました!
(11/29追記)
11月27日に、払込証明書が再度届きました。
11月~12月に払い込まれる予定金額が46,000円になっていますので、変更後の「23,000円」になっています。
これで問題なく年末調整ができます!
翌年1月31日までは修正可能
私の勤務先からは変更があれば11月末までに…と言われましたが、会社側で年末調整の内容を修正できる期間は、翌年1月31日までだそうです。
もし追加の払込証明書がすぐに届かなくても、慌てる必要はありませんね。
でも会社毎のルールがあるでしょうから、あまり迷惑がかからないように早目にしたいですね。
掛金額を変更する上で注意したい事
8月~9月に変更の手続きをする場合は要注意
変更後の金額での引き落とし開始が、払込証明書が発行される10月辺りになる可能性があるのは、8月~9月に手続きを行った場合と予想されます。
私の経験上、年末調整時にスムーズに事が進まない場合も考えられるので、注意した方がいいかもしれません。
掛金の変更は年に1回しかできない
今回、23,000円に増額しましたが、「やっぱり生活が苦しい(泣)」となっても、すぐに減額の変更はできません。
掛金額の変更は年に1回しかできないのです。
私の場合、万が一日々の生活費に支障が出てたとしても「何かあった時用」に確保している資金を取り崩してiDoCoにまわすことが出来るので、今回の増額に踏み切りました。
充分に検討して掛金額の変更をしましょう。